導入事例
児童生徒数が多いため、有料サービスだと費用面が課題となりますが、スクリレは基本機能を無償で提供いただけるのが導入の決め手となりました。またお便りの既読確認機能があることで、電話連絡を未読の保護者に限定することができるため、事務の負担軽減が図れています。
有償機能の利用には費用の捻出が必要ですが、保護者だけでなく学校側のメリットも大きいので、公費で負担し導入できないか前向きに検討しています。
理想科学工業様からは、サービスの提案だけでなく、通常であれば1か所に集めて行う勉強会や説明会を1校1校を丁寧に回るなど、きめ細かな手厚いサポートをしていただきました。
今後は公立小中学校だけでなく、幼保や高校、他の学校や私立の学校などにもスクリレの導入が広がり、保護者がスクリレというひとつのアプリで子どもたちの状況を管理できる環境が実現することを願っています。
現在95%の世帯に利用登録をしていただいています。学級ごとの登録率を細かくチェックして数値化し、見える化をすることで登録を促進しました。デジタル連絡の利用は保護者の意向や環境にもよりますが、緊急時の連絡など学校と保護者の安心安全を確保するために、100%の登録を目指しています。
コロナ禍では、授業参観が時間指定になり保護者との調整が必要になりました。その際、保護者との連絡がうまくいかずクレームが多く発生していましたが、「スクリレ」のお便り配信によって保護者への連絡がスムーズに行えるようになりました。
学校には電話回線が2つしかなく、これまでは朝に担任が電話の前で並んでいる状態でした。
以前他の電子欠席連絡を採用した事もありましたが、その際は欠席状況を出力して掲示する必要がありました。担任は掲示を見るために並び、結局事務室が混雑していました。
スクリレはパソコン上でクラスの出欠状況の確認ができるので、児童生徒を教室に残して職員室に行き確認するという時間を省くことができ、何より教室で子供たちの安全と安心を確保しながら、出欠確認ができるようになりました。
スクリレは、必要なタイミングで届けたい方だけに情報を届けられるのが便利です。
特にコロナ禍で実感したのが、感染者のお知らせについてです。感染者数を学校のホームページに掲載すると、知らなくてもよい方々に負の印象だけを与えてしまい、逆に情報を出さないと保護者は学校が隠ぺいしているのではないかと不信感を抱くこともあります。
また、下校時の非常事態や緊急事態、不審者情報などの通知には一斉配信と既読確認が有効です。
この学校は離島のような僻地感のある場所にあるため、デジタルの力が必要です。タブレット活用やGIGA構想は子供たち向けなので、保護者や地域の方々にはスクリレで、デジタルに対する距離感を縮めていただいています。今までのメールシステムだとテキストしか配信できませんでしたが、「スクリレ」だと画像を添付したお便りをそのままカラーでお届けできます。地域の保護者や住民にもスクリレによって、デジタルの良さを実感していただいています。